フリーエンジニアは、勤務時間が決まっていないため、ついついオーバーワークになってしまい、不規則な生活に陥りやすくなります。また、夜中まで仕事をしたり、徹夜が何日も続いたりすると睡眠不足になるでしょう。精神的にも肉体的にも影響が出やすく、健康リスクが高まります。
働きすぎた脳をクールダウンさせ、疲労回復につながるのが睡眠です。睡眠を疎かにしてしまうと、疲労感がなかなか取れず体が重く感じてしまい、動くことも辛くなります。
また、血液がドロドロになる可能性もあるため、脳梗塞や心筋梗塞を招く恐れも拭えません。さらに、脳への血流が滞ると、うつ病などの精神病を発症することもあるのです。そこでフリーエンジニアは、睡眠不足による健康リスクを日頃から考えておく必要があります。
睡眠不足の対策としては、仕事の合間に適度な仮眠をとることです。仮眠をとると全身の血流がよくなるため、血液がドロドロになることを防ぎ、だるさも軽減されます。脳への血流もアップするため、頭がスッキリして判断力や思考力の回復に期待が持てるでしょう。
適度な仮眠は、睡眠不足で弱った身体と脳にいいとされているのです。しかし、その一方で注意も必要で、長時間の仮眠になるとかえって心身に疲労感を与える可能性があります。仮眠をとるときには、10分から15分を目安にするといいでしょう。また、仮眠前にカフェインを摂取しておくと、すっきりとした目覚めでスムーズに仕事に戻れます。