Category: 個人事業税

税金や会計の知識が必須

働き方が多様化し、フリーランスで仕事をする人も増えてきました。フリーエンジニアとして仕事を始めたばかりなら、どうやって仕事を獲得すればいいのかばかりに気をとられるかもしれません。

しかし、フリーで仕事をするということは、本業だけでなく開業届を税務署に提出したり、所得税を自分で計算し、確定申告したりする事務作業もあります。収入に対してどれほど税金を納めればいいのかきちんと把握するためにも、フリーエンジニアに必要な会計知識に書かれているように、フリーエンジニアには会計の知識が必須です。

税金には、住民税や所得税、消費税などさまざまなものがあります。そこには、フリーランスだからこそ払わなくてはならない、個人事業税も存在するのです。

個人事業税は、国税ではなく地方税で、8月と11月の2回請求されます。控除があり、年間所得が290万円以下なら、税を課せられることはありません。フリーエンジニアの税率は、5%です。年間所得が290万円以上で、年収から経費を差し引いて計算してみると、ほとんど大きな額にはなりませんが、フリーエンジニアは個人事業税があることを覚えておくといいでしょう。

確定申告には、書類の手間がかからず控除額が少ない白色申告と、煩雑な書類が多い代わりに控除額が大きい青色申告があります。フリーエンジニアの場合、青色申告をする人が多いです。申告に必要な書類をスムーズに揃えられるよう、日ごろから帳簿をつけるなど、お金の流れが管理できる体制を整えておきましょう。